教科の紹介

教育内容

教科の紹介

高等学校 科目ガイド

学力強化を主眼におき、基本教科である英・数・国・社・理の五教科については、スピードアップした授業指導とそれをフォローする補習体制をとっている。したがって高校からの入学生も内部生と進度を調整し、万全の体制で受験に臨めるように指導する。

  • 国語
    国語
    「朝の読書」や授業を通して多くの文章に触れることによって、読解力、思考力を養います。さらに年数回の漢字一斉テストを実施し、漢字力、語彙力の定着を図り、総合的な国語力を育成します。自ら考える創造性を養い、知識を豊かに享受し吸収するという両面の授業を展開します。
    2年生から受験に備えて入試問題の演習や小論文指導を含めて段階的に入試に対応する実践力を強化した学習指導を行います。
  • 社会
    社会
    高校社会科では社会の複雑な動向を多面的に理解する力の伸展を目指しています。各授業では定期的に小テストを実施して知識の定着を図り、歴史や現代社会における各事象の内容把握と因果関係等について理解を深めていきます。3年次には、総合的に培った知識と思考力を、大学入学共通テスト対策講座等の実践的な演習授業に反映させ、最終的な受験段階に向かわせています。
  • 数学
    数学
    高校における数学は内容がより理論的になり、推察力・思考力・数理的な処理能力も高度なものが求められるため、教科書にとらわれず副教材を使って生徒が理解しやすい方法で教えます。この段階の基礎力・応用力が直接大学受験の合否に影響することを考慮し、単元の範囲ごとに理解の定着度測定と大学受験を意識した学力テストを実施、習熟度別クラス編成や補習などの対策を行い、高い学力をつけていきます。
  • 理科
    理科
    物理・化学・生物に亘り広く学習することにより、先人たちの積み重ねてきた科学の成果を体系的に学び、科学の論理の理解と検証、そして応用する力を身につけ、科学的な分析と問題解決能力を養います。高校2年から進路に応じて選択履修し、専門性を深めていきます。3年生では「大学入学共通テスト対策」など、希望進路に向けた演習を徹底的に行い、高度な応用問題にも対応できる能力を育成します。
  • 英語
    英語
    大学に合格できる英語力を養成すると同時に、国際社会で通用する「生きた英語」を身につけることが目標です。そのために”Practice makes perfect”! 普段の授業はもちろん、英文の読解力・表現力・語彙力の向上、ネイティブスピーカーとの会話によるコミュニケーション能力の向上を図り、併行してセンター試験向けの内容を徹底指導、ゆとりをもって大学受験に臨めるように配慮しています。
  • 情報
    情報
    コンピュータ実習と併行し、全員が情報を適切に収集・処理・発信できるよう、基礎的な知識・技能を育成します。理論よりも実践的な技能を高めさせ、自分のホームページを作成するなど工夫を必要とする作業を行います。また、インターネットを活用して情報収集力を高め、プレゼンテーション能力を養います。受験勉強に際しては検索なども自主的にできるような指導を行います。
  • 音楽・美術/技術家庭/保健体育
    音楽・美術/技術家庭/保健体育
    自己表現力は自分らしく生きるために、そして心豊かに生きるために必要不可欠なものです。
    楽器演奏や歌う喜びを味わう「音楽」、創作で感性を磨く「美術」、生活と密着した実技や製作を学ぶ「技術・家庭」を通して、本物を見極める眼と、自ら創造する力を養っていきます。
    また、スポーツの特性や効果を学び、人の体の仕組みを知る「保健体育」では丈夫な心と体づくりを学び、人間の命を尊重する心を育んでいきます。

フランス語

 フランス語のクラスでは会話をしっかりと取り入れていて、かつ文法のポイントもきちんと押さえている教科書を使っています。それは、基礎的なコミュニケーション力を身につけてほしいと思う一方で、英文法との比較類推ができるレベルまで到達することもめざしているからです。複数の言語を学ぶことは簡単とは言えませんが、かえって言語全般に対する興味や感覚がめざめ、相乗効果をもたらす面もあります。例えば、多くの英単語の起源がフランス語にあることを知って驚くことでしょう。

 また文化面での意義も重要です。外国語を学ぶことは、その言葉を話す国々の文化へのパスポートと言えます。その意味でのフランス語はモチベーションを刺激してくれるものがとても豊富です。美術、映画、文学、料理、ファッション、スポーツ、音楽、etc.・・・またフランス一国に留まらず、フランス語が通じる地域はアフリカ・カナダ・南太平洋・中南米などにもあり、フランス語を学ぶことで広がってゆくフィールドはとても広いのです。フランス語は国際機関の公用語としても大変重要です。オリンピックの第一公用語はフランス語なのです。

 さて、フランス語圏の人々は、日本文化に今まで以上に強い関心を持っています。フランス語で日本文化を発信していくことも求められています。この授業がそうしたものへのパスポートの一ページとなってくれれば、と常に心がけています。

フランス語の授業の感想

もっと知識を増やせるように

 私は、中学生の頃からフランス語に興味があって、本を買ったりして少しだけ勉強していました。でも、自分で勉強しているだけでは、発音などもあまりよくわからなかったので、授業をとても楽しみにしていました。いざ授業が始まってみると、読み方が英語と全然違うので、教科書を読むのは今でも難しいです。

 発音だけではなく、文法も英語とは違うので、新しい単元を習う度に、英語とごちゃごちゃになってしまって少し大変だけど、以前からやりたかったフランス語が少しずつ分かるようになってきて、嬉しいです。

積極的に聞いて習得したい

 フランス語の授業は、他の授業とは違い、輪になって授業を受けます。そこで、フランス語で質問したり、質問を受けたりします。輪になることで、相手の顔が見え、頭にその時の印象が残ります。そうすることで、質問の文法などが覚えやすくなるのでこの方法は良いなと思いました。

 フランス語は難しいけれど、たくさん会話をすることでフランス語の発音をだんだんと覚えられるようになると思います。恥ずかしがらずに、これからもどんどん挑戦していきたいです。

中国語

▼中国語の教材 

 中国語は「発音が命!」です。高校1年生の最初の半年間は、正確な発音方法と、日本語のひらがな・カタカナに相当するピンインの読み書きをみっちり指導します。その後、教科書に沿ってあいさつ語や会話文を学び、語彙を増やし、文法への理解も徐々に深めて、1年生が終わる頃には中国語で簡単な自己紹介ができるレベルを目指します。

 2年生以降も会話表現を中心に学び、聴けて話せる中国語の習得を心がけていきます。時には視聴覚教材を用いたり、ギョウザなど行事食の調理実習をしたりして、言葉と共に中国の歴史や文化にも積極的に触れたいと思います。
 2年生後半あたりから3年生にかけては、話し言葉だけでなく、書き言葉の世界にも目を向けます。会話力に加えて、ある程度まとまった文章を読みこなすための読解力も養っていきましょう。

 学年を問わず希望者には、日本の中国語検定や、英語のTOEFLやTOEICに相当するHSK漢語水平考試の受検準備をします。また、中国語で大学入試を考えている場合の相談にも応じます。さらに教室での学びに加えてより実践の場を増やすため、学内外での中国語スピーチコンテストや漢詩朗読大会への出場、旧正月イベントへの参加なども計画中です。

 今まで身につけた日本語や英語等の知識を生かし、外国語コースで同時に学ぶフランス語と比較対照しながら、中国語も一歩一歩楽しく学んでいきましょう。

中国語の授業の感想

中国語を話せる素敵な人に

 他の言語を習うことはとても素晴らしい事です。知識を取り入れ、コミュニケーション関係も広がり、その語を目的とした職業に着けるかもしれないのです。他国の言葉を話せる人は素敵だと思います。私も早く『素敵な人』になりたいものです。

 先生の授業は解りやすかったです。黒板も見やすく勉強になりました。解らない箇所を懸命に教えてくださいました。中国語発表大会の練習にも付き合っていただいたので、とてもよくわかります。息抜きに映画も観させてくれて嬉しかったです。

もっと慣れるよう頑張りたい

 発音練習が終わって本編に入ると、日本語と同じ漢字や、見たことのある字もあるけど、読み方がわからなかったり、日本語と文法が違うので訳せなかったり、大変でした。でも、授業が進んでいくと、だんだん書いてある文が読めるようになってくるので、楽しいです。

 文法だけでなく、今まで全然知らなかった中国の文化や風習なども先生から教えてもらえるので、中国への興味がどんどん増えていきます。

 練習問題や、自分で考えて文を話すというのは、まだまだ難しいけど、たくさん問題を解いたり、会話の練習をしたりして、もっともっと中国語に慣れるように頑張りたいと思います。