校長 あいさつ
2021年度,80周年を迎えた松蔭学園(松蔭大学・松蔭高等学校・松蔭中学校・松蔭幼稚園)は1941年松蔭女学校創立をルーツとしています。
『知行合一』を建学の精神とし、生徒一人ひとりが学力とともに豊かな人間形成を根幹に未来の日本を担いより良い世界環境を創り出すために、たくましく活躍できる人材を育てています。
ここ数年、たび重なる自然災害に加え世界的なパンデミック猛威により国際社会が大きく変化し、今まで経験しなかった諸問題に直面しています。
こうした危機を克服し、さらにその先の持続可能な国際社会の維持と発展を実現させていくには柔軟性と突破力を備えた人材の育成が急務です。
本校では教師が想定する“勉強型”の学びではなく、常に不測の事態《If……》を予期して《自ら問いを立て、学ぶ》姿勢を日々の研鑚と習慣の定着化によって養っています。
3年間の松蔭生活を通して、親しい友人と共に勉学・研究・クラブ活動・学校行事に励み、互いに切磋琢磨することで卒業後に「高校時代で身に付けた能力はこのようなことです」と自信を持って言い切れるように、指導の基本である生徒と向き合う『真剣勝負』を大切にしています。
校長 川下 進